ネパールへお越しになる皆様へ
ネパールという国に関心を寄せてくださり、ありがとうございます。この国のことを、少しだけご紹介させてください。
関心を寄せてくださって、ありがとうございます
ネパールは、日本から見れば決して大きな国ではありません。ヒマラヤの山々と、その麓に広がる盆地と平野。人口はおよそ3,000万人。世界地図の上では、インドと中国という2つの巨大な隣国のあいだに、細長く挟まれた国です。
それでも、いま日本で暮らすネパール人は30万人を超え、国籍別で5番目に多い外国人になりました。コンビニで、飲食店で、介護の現場で、建設の現場で、日本の日常を支えている人たちがいます。その多くは、この小さな国から来ています。
このページを開いてくださったということは、ネパールという国に、何かしらの関心をお持ちいただいたということだと思います。それだけで、私たちにとっては嬉しいことです。採用のご検討でも、旅行のご計画でも、あるいは単なる好奇心でも構いません。せっかくですので、この国のことを知っていただければと思い、いくつかのページをご用意しました。
私たちが目指していること
私たちは送り出し機関です。ネパールの人材を、日本へお送りすることを生業としています。ただ、人を送ることそのものが目的だとは考えていません。
ネパール人材の可能性を、正しく引き出すこと
ネパールの若者には力があります。真面目で、粘り強く、学ぶ意欲があります。ただ、その力は自動的に発揮されるものではありません。言葉が通じなければ、能力があっても伝わらない。仕事の内容を理解していなければ、意欲があっても空回りする。だから私たちは、送り出す前の教育に時間をかけます。可能性を語るだけでなく、それが日本の現場で実際に形になるところまで責任を持ちたいと考えています。
日本とネパールの、安定した橋渡しをすること
外国人材の受け入れをめぐっては、残念な話も聞こえてきます。過大な借金を背負って来日した人、聞いていた条件と違った人、相談できずに姿を消した人。こうした事例が一つ起きるたびに、両国のあいだに不信が積み上がります。
私たちが最も避けたいのは、これです。トラブルなく、双方が納得した形で人が動くこと。受け入れた企業が「またネパールから」と思ってくださること。働いた本人が「日本に来てよかった」と言えること。この2つが同時に成り立ってはじめて、送り出しは成功したと言えます。どちらか一方だけでは、長続きしません。
互恵的な関係を、次の世代へ渡すこと
日本は人手を必要としています。ネパールは働く場を必要としています。この需要と供給が噛み合っているうちは、関係は続きます。しかし、それだけでは一方が他方を利用する関係にもなり得ます。
私たちが望むのは、そうではない形です。日本で働いた人が技能と経験を持って帰り、ネパールの産業を育てる。日本の企業が、ネパールという国とそこに暮らす人々を理解する。お互いが得るものがある関係を、一時的な人手不足への対応で終わらせず、次の世代へ渡していきたいと考えています。
2026年9月1日、日本とネパールは外交関係の樹立から70年を迎えます。70年かけて築かれてきたものの上に、私たちの仕事もあります。
ネパールを知るためのページ
関心のあるところから、どうぞ。
ネパール人材の可能性
在留ネパール人は30万人を超え、国籍別5位。前年比29.2%増という伸びが何を意味するのか。「次はネパール」と言われる背景を、データで整理しました。
詳しく見る 二国間日本とネパールの関係
1956年9月1日の外交関係樹立から70年。登山、ODA、そして人の往来。両国が積み重ねてきたものと、これからを整理しました。
詳しく見る 渡航ネパールへの渡航について
ビザ、フライト、通貨、時差、標高、季節。現地面接や視察でお越しになる前に知っておいていただきたい実務的な情報をまとめました。
詳しく見る 観光ネパール観光
4つの世界遺産、エベレストとアンナプルナ、カトマンズの古都、ポカラの湖。せっかくお越しになるなら、見ていただきたい場所があります。
詳しく見る 理解インドとの違い
「ネパールはインドの一部でしょう」と言われることがあります。まったく別の国です。歴史、言語、宗教、国民性。混同されやすい点を整理しました。
詳しく見る 基礎ネパールという国
首都、言語、宗教、国民性。次世代の人材供給国としてのネパールの概要と、その人材が日本の現場で選ばれている理由。
詳しく見る受け入れをご検討の皆さまへ
ネパールから人材を受け入れることをご検討中でしたら、制度と実務のページもあわせてご覧ください。手続きの流れ、送り出し機関の選び方、定着のための取り組みまで、実務に必要な情報を整理しています。
