Tourism

ネパール観光

せっかくお越しになるのですから、この国を少し見ていってください。

Overview

面積は日本の約4割。そこに世界遺産が4つ

ネパールは、日本の本州よりやや小さい程度の国土に、標高60メートルほどの平野から8,848メートルのエベレストまでを収めています。この標高差が、亜熱帯のジャングルから氷河までという極端な自然の幅を生んでいます。ゾウやサイが暮らす森と、世界最高峰が、車で数時間の距離に共存している国は多くありません。

ユネスコの世界遺産は4件。文化遺産が2件、自然遺産が2件で、この規模の国としては密度が高いほうです。

ビジネスでお越しの方でも、1日あれば世界遺産をいくつか回れます。週末を挟めるなら、ポカラまで足を延ばすこともできます。

World Heritage

4つの世界遺産

文化

カトマンズの谷

首都カトマンズとその周辺に点在する、7つの遺跡群からなる世界遺産です。旧王宮広場(ダルバール広場)が3つ、ヒンドゥー教寺院が2つ、仏教寺院が2つ。ヒンドゥー教と仏教が同じ空間で共存しているのがこの谷の特徴で、一つの寺院に両方の信者が参拝する光景も見られます。
なかでも、丘の上から谷全体を見下ろすスワヤンブナート、火葬場を併設するパシュパティナート、白い巨大なストゥーパを持つボダナートは、市内から近く訪れやすい場所です。ここだけなら半日から1日で回れます。

文化

ルンビニ(仏陀生誕地)

インドとの国境近く、南部のタライ平原にあります。釈迦(ゴータマ・シッダールタ)が生まれた場所とされ、仏教の四大聖地のひとつです。生誕地を示すマヤデヴィ寺院と、アショーカ王の石柱があります。
各国の仏教団体が建てた寺院が並ぶ区域があり、日本の寺院もあります。カトマンズから空路または陸路で移動します。日帰りは難しく、1泊されるのが現実的です。

自然

サガルマータ国立公園

「サガルマータ」はネパール語でエベレストのこと。世界最高峰エベレスト(8,848メートル)を含む国立公園で、シェルパの人々の暮らす村々もこの区域にあります。
本格的なトレッキングには日数が必要ですが、カトマンズ発の「マウンテンフライト」なら1時間程度でエベレストを間近に見られます。早朝発の遊覧飛行で、天候が良ければ全員が窓側席から山群を眺められるよう配慮されています。時間の限られた出張でも実現しやすい選択肢です。

自然

チトワン国立公園

南部の亜熱帯林に広がる国立公園です。インドサイ、ベンガルトラ、ゾウ、ワニ、多数の野鳥が生息しています。ヒマラヤのイメージとはまったく違うネパールがここにあります。
ジープでのサファリやカヌー下りが一般的です。カトマンズから陸路または空路で移動し、1〜2泊されるのが標準的な日程です。

Himalaya

ヒマラヤを見る

世界に14座ある8,000メートル峰のうち、8座がネパールにあります。エベレスト、カンチェンジュンガ、ローツェ、マカルー、チョ・オユー、ダウラギリ、マナスル、アンナプルナ。この国が「山の国」と呼ばれる理由です。

そして日本とネパールの関係は、このうちの1座から始まりました。1956年、日本山岳会の隊がマナスルの初登頂に成功し、それが両国の国交樹立のきっかけになっています。

登らずに見る方法

  • マウンテンフライト。カトマンズ発の遊覧飛行。早朝、約1時間。エベレストを含む山群を機内から眺めます。出張中でも組み込めます。
  • ナガルコット。カトマンズから車で1〜2時間の丘陵地。晴れた朝にはヒマラヤの稜線が見えます。日帰りまたは1泊。
  • ポカラ。カトマンズから空路で30分ほど。アンナプルナ連峰を湖越しに望む町で、フェワ湖のほとりにホテルやレストランが並びます。標高の低い場所からこれほど近く高峰を見られる場所は珍しく、ネパール観光の中心地のひとつです。週末を使えるなら、ここをおすすめします。

トレッキング

本格的に歩くのであれば、アンナプルナ方面やエベレスト街道が代表的です。ただし日程は最低でも1週間、多くは2週間以上を要します。高度順応も必要です。出張の延長でというより、それを目的に来る旅になります。

Food & Culture

食べるもの、見ておきたいもの

ダルバート

ネパールの日常食です。ダル(豆のスープ)とバート(ご飯)に、野菜のおかず、漬物、時に肉が付きます。日本のカレーとは違い、辛さは穏やかなことが多く、日本人の口に合いやすい料理です。おかわりが前提の文化で、店によっては何度でも盛ってくれます。

なお、ヒンドゥー教徒が多いため牛肉は一般的ではありません。これは日本で受け入れる際の食習慣への配慮にも関わる点です。詳しくは定着支援・サポート体制で触れています。

モモ

ネパール風の蒸し餃子です。街のどこでも食べられ、ネパールの人々が最も好む軽食のひとつです。日本で暮らすネパール人が最初に恋しがるものでもあります。

祝祭

10月前後のダサインと、それに続くティハールが、ネパール最大の祝祭です。ダサインは家族が集まる時期で、日本の正月にあたります。ティハールは灯明の祭りで、家々が明かりで飾られます。この時期は行政機関や多くの企業が休みに入ります。訪問をご計画の際はご注意ください。

この祝祭の意味を知っておくと、日本で受け入れた方が10月ごろに里心をつのらせる理由も理解しやすくなります。

Planning

出張に組み込むなら

ご滞在の長さ別に、現実的な組み合わせを挙げます。

半日カトマンズ市内の世界遺産を2〜3か所。スワヤンブナート、ボダナート、パシュパティナートなど。
1日上記に加えて、パタンまたはバクタプルの旧王宮広場。古都の街並みが残っています。
早朝+半日マウンテンフライトでヒマラヤを見てから、市内の世界遺産へ。時間効率が最も良い組み合わせです。
1泊2日ポカラ。アンナプルナを望む湖畔の町。空路30分ほどで移動できます。
2泊3日チトワン国立公園でのサファリ、またはルンビニ。

面接や視察でお越しの際、前後に1日つくっていただければ、案内できます。移動の手配や、その季節に見どころとなる場所のご提案もいたします。遠慮なくお申し付けください。

渡航の実務についてはネパールへの渡航についてにまとめています。

Contact

現地へお越しの際は、ご案内します

面接・視察の日程にあわせて、移動と滞在の手配をお手伝いします。まずはお気軽にご相談ください。